プランターで育てる

 

ジャガイモは、サツマイモなどより栽培に手間がかからず、狭い場所でも比較的簡単に育てることができます。よって、プランターでもジャガイモを育てることが可能です。

 

種イモは、食用のものではなく、種イモとして販売されているものを使って下さい。食用のイモでも収穫できることがありますが、好条件で育てても小ぶりになったり、育てている途中で病気にかかりやすくなります。

 

植え付けの時期を見極めることも大切です。ジャガイモは暑さ寒さが苦手です。生育に適した温度は10~25℃くらいですので、その地域の環境に合わせて育てることが重要になります。

 

プランターは深く大きなものを使用し、深めに植え付けるようにしましょう。深さ30㎝以上、30Lの容量のプランターであれば、大きなイモを収穫するのに3株育てられます。標準プランターの場合は株数を減らして下さい。増し土をするとイモが大きくなります。

 

種イモは、普通深さ15㎝くらいに植えますが、深型プランターを使う場合には、20㎝くらいに植えましょう。丈夫な芽が地上に出てくるので、芽かきをする必要がありません。増し土の手間もはぶけて、収穫も多くなります。

 

プランターという狭い場所では、肥料が不足することが多くなります。葉の色が黄色くなったりして元気がないときは、肥料が足りていませんので、油粕や草木灰を土の表面に与えて下さい。