ジャガイモの植え付け

 

ジャガイモは、ナス、トマト、ピーマンなどと同じ、ナス科の植物です。ナス科の植物には連作を行なうと障害が出やすくなる性質があります。よって、同じ場所に連続してジャガイモを植えないようにして下さい。

 

また、ジャガイモの種イモは、湿度が高い場所では腐りやすいので、なるべく水はけのよい場所を選んで下さい。ジャガイモを植えつける場所には、あらかじめ堆肥と炭をすきこんでおきます。植えつける2日前くらいに種イモを切り分けて陰干しし、切り口を十分に乾かしておくことも大切です。

 

幅60cm、高さ30cmくらいの畝を畑に作ります。種イモは、切り口を下にした状態で、30cmくらいの間隔で配置していきます。配置した種イモ同士の間に、ボカシ肥などの肥料を一握りずつ置き、土を10cm程かぶせれば、植えつけは完了です。

 

ジャガイモは、肥料をやりすぎると葉ばかりが大きく育ってしまい、肝心の根の部分が大きくならなくなってしまいます。肥料のやりすぎには注意して下さい。

 

一般的には、切り分けた種イモは切り口を下にして植えますが、切り口を上にして植えたほうが良いという説もあります。そうやって植えたほうが、丈夫な茎だけが地上に出てくるため、病害虫に対してもともと抵抗力がある、というのがその理由です。